41 朝鮮語廃止! 日本語を望んだ親日派朝鮮人達


 「日帝の七奪」 と韓国人達が喧伝する中に、 「国語( 朝鮮語 )」 がある。
 日本がハングルを含めて、朝鮮語を朝鮮から奪い去ったとする韓国人達の主張だが、もちろんとんでもないでっち上げである。
 そもそも、朝鮮語廃止を言い出したのは朝鮮人の方であり、総督府は朝鮮語を守る立場だったのだ。

 併合時代の朝鮮で、朝鮮の日本化運動の急先鋒であり、日本人以上の日本人と言われた玄永燮は、 「朝鮮語の廃止」 「朝鮮人の日本化」 を主張し、その著書 「朝鮮人の進むべき道」 の中では、 「併合前の朝鮮は地獄であったと言ってよい」 と言っている。
 一見すると過激な主張ではあるが、日本に置いても例えば戦後の文豪志賀直哉なども 「日本語廃止しフランス語を公用語に」 などと主張している。

 母国語を廃止して、他国の言語を用いようとする場合には、外圧的要因か若しくは内部的必要性かのどちらかが考えられる。
 今、世界を見渡すとその広範囲に渡った使用圏が存在する英語がある。
 これは、かつてイギリスの植民地だった国々から、そのイギリスが母国語を取り上げ、英語を使うことを強要したからに他ならない。 これが即ち外圧的要因である。

 それに対して、例えば前述の志賀直哉などは、第二次大戦の経験から作家の立場で 「日本語の複雑さが、世界から日本を孤立させた要因である」 と考えて、先の日本語廃止を訴えたのである。
 これが韓国なら、売国奴として志賀直哉などは糾弾され、断罪されていただろうが、日本ではどのような主張であれ、その主張に理由があれば、検討され賛意或いは批判をされる。
 その上で、彼がどのような主張をしていたにせよ、文豪としての立場は揺るぎないものとして日本社会では認められるのである。
 こういった冷静さを韓国社会にも期待したい。

 さて、話が少しずれたが、上の玄永燮も同じように、 「国家のために」 朝鮮の日本化を訴えたのである。
 彼の主張を冷静に見ると、地獄の様相であった李朝末期から、併合によってようやく近代化の芽が見え始めた朝鮮社会の一日も早い復興・近代化を進めるには、手っ取り早く朝鮮を完全に日本の一部とすることが良いと考えていたようである。
 いささか、早計の感があるが、当時の朝鮮社会の逼迫した現状から、彼はこのように考えたのではないだろうか?

 多くの韓国人は、李朝末期の様相を殆ど教えられることはない。
 それどころか、李朝末期は極楽のような社会で、誰も彼もが豊かで楽しく暮らしていた等と、歪曲捏造の度を超えて妄想の世界を教えられることもあるようだ。
 実際の李朝末期は、大干ばつの頻発で食糧難、政治は賄賂の横行で腐敗し、経済は閔妃などの暴政で国庫は破綻状態、衛生状態もこの当時朝鮮を訪れたビショップ夫人などは 「世界一の不衛生国家」 と評する状態であり、当時の朝鮮人の平均寿命は20歳前後だったことを考えても、李朝末期がいかに地獄の様相を呈していたか理解出来るだろう。
 そのような李朝末期を救ったのが、 「日帝」 だったのである。 併合によって、朝鮮は様々な恩恵を受けて、李朝末期では考えられなかった近代化を成し遂げようとしていたのが、玄永燮が生きた時代だったのである。

 そういった状況下で、玄永燮は日本との同化政策のみが朝鮮が生き残れる唯一の道だと考えたのだ。
 1938年7月7日、日中戦争1周年を記念して、国民精神総動員朝鮮連盟が結成された翌日、3.1運動における33人の民族代表の一人であった朴煕道と共に、常務理事として当時の朝鮮総督南次郎に会いに行っている。
 そこで、玄永燮は朝鮮語全廃を南総督に訴えている。 これに対し、南総督は 「日本語使用は良いが、朝鮮語排斥は好ましくない」 と拒んでいるのだ。
 この事実をもってしても、韓国人は朝鮮語を日本が奪い去ったと主張するだろうか?

 最初に述べたとおり、玄永燮を筆頭にその後も日本語推進を主張する朝鮮人が数多くいた。
 1939年10月に結成された 「朝鮮文人協会」 は、その後他の団体と合併し 「朝鮮文人報国会」 となり、200余名の文筆者がその名を連ねている。
 この会では国語( 日本語 )推進を謳い、国語による文学作品・詩歌を推進することが採択されている。
 また、 「朝鮮演劇文化協会」 も国語( 日本語 )劇の推進を図っている。
 当時を冷静に振り返るなら、誰よりも朝鮮人自身が日本語推進を図っており、玄永燮のように朝鮮語廃止を訴える者も少なくなかったのである。
 それに対し、日本及び総督府は、朝鮮語は朝鮮民族の文化であり、必要として朝鮮語廃止を認めなかったのが真実である。

 今、多くの当時の 「親日派」 と後に呼ばれるこういった朝鮮人達の断罪が行われている。
 韓国では、こういった 「親日派」 の朝鮮人達がどのような背景で、朝鮮語廃止・日本語推進を図ってきたかが、全く議論・考慮されないまま、彼らは単に売国奴と罵る風潮がある。
 親日派と断罪される彼らこそ、何より朝鮮の未来を案じ、日本に朝鮮の未来を託そうとした真の 「愛国者」 たちであった。
 当時の朝鮮を美化し、妄想する韓国人達は、今一度歴史を振り返り、地獄の様相だった李朝からいかにして、朝鮮が発展していったのか? そしてその発展は誰のおかげだったのか? を冷静に考え直すべきである。