37 【 '97米国 】映画 「Liar Liar」 と従軍売春婦問題


 ジム・キャリー主演のコメディー映画である本作は、コメディーと言うオブラートに包みながらも、米国における裁判社会のあり方を痛烈に皮肉った作品である。
 嘘が付けなくなった腕利き弁護士の悪戦苦闘ぶりが、非常に滑稽であるが、携わったある大富豪の夫人の離婚・親権裁判で、初めて親と子供の絆の大切さに気が付く辺りは、アメリカン・ファミリー映画の王道とも言えるだろう。
 さて、この 「嘘」 で思い出すのが、韓国が喧伝して止まない 「従軍売春婦」 の大嘘である。
 今回は、気合いを入れて、この 「従軍売春婦」 の大嘘を見ていこう。

 最初に確認しなければならないのは、 「従軍売春婦」 と言う存在である。 ここでは、韓国側の主張に沿って、その存在を見てみる。
 日本軍は、1940年代、つまり太平洋戦争時代に朝鮮半島で、現地女性達を無理矢理連れ去り、性奴隷としてセックス専門の収容施設へ隔離し、その人権を奪い去ったというものである。 そしてその朝鮮人従軍売春婦の数は20万人とも言われる。

 最初に断言しておくが、これは全て大嘘である。 日本人の中にさえ、この大嘘を信じ込む人間がいることは何よりも嘆かわしく、悲しい現実だが、 「嘘も100回言えば本当になる」 という韓国式宣伝のもと日本人がこれ以上、謂われのない罪悪感に苦しまないよう、真実を追求したい。

 これまで幾度かこの問題を取り上げ、その大嘘を暴いてきた。
 まず従軍売春婦なる存在は、現在韓国で言われるような 「性奴隷」 的扱いではなかったことである。
「女性たちはブローカー( および経営主 )が、300~1000円の前借金を親に払って、その債務を慰安所での収入で返還している。 経営者との収入配分比率は40~60%、女性たちの稼ぎは月に1000~2000円、兵士の月給は15円~25円。 慰安婦たちは、通常、個室のある二階建ての大規模家屋に宿泊して、 …… 寝起きし、業を営んだ …… 彼女たちの暮らしぶりは、ほかの場所と比べれば贅沢ともいえるほどであった。 慰安婦は接客を断る権利を認められていた …… 負債の弁済を終えた何人かの慰安婦は朝鮮に帰ることを許された」 ( ミチナ慰安所における戦後の米軍リポートから )
 最初に従軍売春婦の実態を紹介したが、これはこれまで韓国が喧伝してきた大嘘の売春婦像を否定し、真実を追究するためである。 そしてここから、この従軍売春婦に関しての疑問点を見ていきたい。

疑問点その1

 従軍売春婦問題が韓国で取りざたされるようになったのは、70年代後半からである。
 つまり、韓国建国から30年以上もの期間があったにも関わらず、韓国メディアも政府も誰一人として 「従軍売春婦」 について取り上げることはなかった。
 そして時を同じくして、吉田清治なる日本人が書いた 「私の戦争犯罪・朝鮮人連行強制記録」 というフィクションが日本で取り上げられ大問題となった。 この中で、吉田は自ら朝鮮半島で売春婦狩りと呼ばれる一連の強制連行を告白する形を取っていたのだが、この著書自体が、本人もフィクションとして認めている。
 付け加えるなら、この著書以降、 「従軍慰安婦」 なる言葉が、韓国でも使われ始めた事は、このフィクションが韓国での売春婦問題提起のきっかけになった事を如実に示す証拠である。
 また、 「従軍慰安婦」 なる言葉はかつて存在しなかったことを付け加える。
 以上のことから、戦後30年以上に渡って幾らでも日本を告発する機会があったにも関わらず、絶好の反日材料たる従軍売春婦問題を何故 「韓国メディアも政府も知らなかったのか?」 という根元的な疑問にぶつかるのである。

疑問点その2

 売春婦達は強制連行されたと韓国側が主張するが、その証拠は全く無い。
 また彼らの多くが、上記吉田清治のフィクション本を根拠にしていることからも、彼らの主張に何の正当性も無いことが分かる。
 1989年8月14日付の 「済州新聞」 での売春婦狩りの実態追求の記事は、結局それが虚構であったことを示す結果となっている。
 また、1991年8月15日付ハンギョレ新聞では、元売春婦であった金学順の証言として、彼女が親に売られて慰安所に入った事実を掲載し、強制連行でなかったことを示している。
 韓国側の主張とは全く食い違う事実が、韓国の新聞メディアの調査ではっきりと分かっているにも関わらず、そのことに何の疑問を感じない韓国人は一体どのような了見で、従軍売春婦問題で日本を批判するのか全く理解に苦しむ。

疑問点その3

 90年代に日本軍が慰安所経営に携わったとする証拠資料が出たと韓国で大騒ぎになったが、いつの間にか立ち消えになった。
 これは、その日本軍が慰安所に関わったとさえる資料というのが、 「性病感染の防止と慰安所の秩序・安全の維持、そして、斡旋業者によって騙された連れてこられた少女達を保護するための関与」 であったため、この真相が韓国民に伝わるのを恐れた韓国メディアが、報道を差し止めたのである。

 本来この 「従軍売春婦」 たる存在は、日本でもその存在自体に異議を唱える人はない。
 問題なのは、韓国が言うような、 「強制連行」 「性奴隷」 としての存在が 「完全に虚構」 であるということである。
 彼女たちの境遇に同情を禁じ得ないが、それは当時の女性全てに言えることであって、朝鮮人だけが特別なのではない。
 この問題で、故意に日本の名誉を傷つけ、卑下しようとする韓国人が存在することは、何よりも深く憤りを感じるものである。