02 韓国の歴史教科書歪曲捏造問題


 「韓国人が日本の歴史教科書・教育に口を挟むのはどう考えてもおかしい。 」
 これが普通の日本人の感覚であろう。
 日本の教科書・教育は日本人自身が決めることは当たり前である。
 もしそこに問題があるならそれを解決するのは日本人であり、韓国人ではない。
 内政干渉の批判を受けても止むことのない韓国の態度に怒りすら覚えるものである。
 そしてまた、そうであるなら韓国の側の歴史教育はどうなっているのか? と疑問を覚える人も多くいるだろう。
 今回、そんな韓国の歴史教科書を見ながらその問題点を指摘していきたい。

 「熊太郎( 壇君 )神話」 の問題点( 国定韓国初等学校社会科教科書より抜粋 )
「神の息子である桓雄と、熊が変身して人間になった熊女の間に生まれた檀君王倹はこの土地に最初の国家である古朝鮮をたてた。 古朝鮮は中国北東方面を中心にして、次第に韓半島までその勢力を広げていった。 檀君王倹は 「広く人間に利益をもたらす」 弘益人間の精神で国を治めた。 古朝鮮にはいくつかの法があり、青銅と鉄製の武器も作った。 今も江華島摩尼山には檀君王倹が天を祭った塹城壇があり、毎年この場所から全国体育大会の聖火を点火している。」
 個人的に過去の神話を教育するのは全く問題がないと考える。
 古代の人達が 「国家」 という概念を神話になぞらえてその成り立ちを子孫に伝えていくことは非常に重要であるからだ。
 また神話というものは古今東西、一つの 「冒険」 物語の側面を持ち、子供達に夢を与える物でもあり、またその国家成立の有様を伝えることは民族のアイデンティティを形成するものでもある。
 そういった、 「神話」 の教育であれば問題はないだろう。
 
 実際、過去の日本では神武神話を実話として教え、子供達に神の国日本( 神州日本 )を説き、間違った選民思想を当時の国民に植え付けた。
 その結果、日本がどうなったかは言うまでもないだろう。
 韓国ではこの過去の日本の有様を非難しておきながら、上記のように自分たちは熊太郎( 壇君 )を実在の人物として教育し、さらに古朝鮮まで捏造するのであるから何をかいわんやである。
 韓国の歴史年表によれば紀元前2333年に古朝鮮が建国されたとある。
 幻の王朝と呼ばれる中国の 「夏王朝」 よりも前に存在したというのである。
 つくづく不思議なのがこれほどの世界的歴史事実が何故世界の歴史学会で全く取り上げられないのだろうか?
 5000年前の王朝などと言えば、それこそ世界の歴史を塗り替えるくらいの大発見である。
 ちなみに紀元前2300年頃の世界は、日本は縄文時代であり、西アジアではアッカド帝国が成立し、中国では竜山文化が花開いた頃である。

 韓国人にこれを話すと必ず 「中国には古朝鮮の存在を示す史書がある」 「熊太郎( 壇君 )の遺跡が北朝鮮にある」 と言い出すのだが ……
 中国の古朝鮮を示す史書には裏付けが全くない。 ないからこそ世界の歴史学会は相手にしないのである。
 例えば、中国の古い道教の教本には 「古代日本から文化が伝搬した」 という記述があるそうだ。
 だが、これを信じる日本人はいないだろうし、まともに取り上げようとはしないだろう。
 日本語で言うところの 「トンデモ本」 の類であるからだ。
 戦後教育の結果、日本人はその点では自国であっても歴史的事実を非常に冷静に判断出来ると言っていいだろう。

 正直に言って5000年前の古朝鮮などは神話の世界でしかない。
 裏付けのない神話を事実として教えることの危険性は言われるまでもなく、日本人が一番良く理解している。