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国民情緒法( 국민정서법 )
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( 2019.01.13 )


 昨年12月28日、キム・サンファン氏が大法官( 最高裁判事に相当 )に就任した。 キム最高裁判事は過去3回不法偽装転入を行ったにもかかわらず2012年、偽装転入を行った60代の男性には懲役刑を宣告その男性を前科者に仕立て上げた。 野党は、キム最高裁判事に対する人事聴聞会でこれを 「ネロナムブル( 同じ失敗をしても、自分に甘く他人に厳しいの意 )の極致」 と批判した。 辞退を促した野党議員もいた。 キム最高裁判事はこうした批判を耐え抜き、最高裁判長に就任した 少なくともキム最高裁判事は、就任の辞でこれについて多少なりとも言及するものと誰もが思った。 ところが、これについての言及はただの一言もされなかった。

 これと同じような問題があった最高裁判事、憲法裁判官もいた。 彼らは論議になったり野党の攻撃を受けたりした自分の過ちについて恥ずかしく思い、こうした内容を就任のあいさつに盛り込んだ。 落ち度があるにもかかわらず、最高裁判事になったことに対する申し訳なさ、恥ずかしさのためだった。 キム最高裁判事と同じ偽装転入で痛い思いをしたイ・ウネ憲法裁判官は昨年9月の就任のあいさつで 「私の足りなさが恥ずかしい」 と話した。 左派性向の弁護士の集まりである 「民主社会のための弁護士集会」 会長を務めた経歴でコード( 政治的理念 )問題に包まれたキム・ソンス最高裁判事も、就任の辞で 「私の経歴に偏向性があると疑われる余地があることを知った。 私と違う見解にも耳を傾ける」 と語った。

 しかし、キム・サンファン最高裁判事は堂々としていた。 キム最高裁判事は 「司法部は自らに対する警戒をおろそかにし、国民の愛と信頼を失っている。 信頼を取り戻すには一体どれくらいかかるのか見当さえつかない」 と話した。 前任の最高裁判長の時代に起こった司法行政権の乱用で、裁判所に対する信頼が崩壊した、との趣旨だった。 キム最高裁判事にこんなことを言う資格がどこにあるというのか。

 最近記者と知人たちが会合した席で、司法行政権の乱用疑惑とキム最高裁判事の過去の判決が論議を呼んだことがある。 平凡なサラリーマンとして暮らしている人々だ。 司法行政権の乱用疑惑については意見が食い違い、反応もまちまちだった。 複雑で曖昧な側面があるからだ。 一方、キム・サンファン最高裁判事については 「どうしてそんなことができるのか。 判事だったら引っ掛からず、われわれがやったら違法なのはおかしい」 といった反応が大多数を占めた。

 裁判所はこうした平凡な国民から信頼を得なければならない。 ところが、こうした国民たちが、自分の違法行為はとがめず他人の同じ違法行為には有罪判決を下す判事を、果たして信頼できるだろうか。 こうした人々が含まれている最高裁判所の判決に、国民がたやすく納得できるだろうか。 答えはノーだ。 その点で、キム・サンファン最高裁判事も司法部への信頼を大きく失墜させている。

 にもかかわらず、キム最高裁判事は就任の辞で 「憲法の意味と価値が最高裁判所の判決に表現され、韓国社会の堅固な生活規範になるよう努力する」 と話した。 就任の辞の最後には 「正義で公平な裁判」 という言葉にも触れた。 キム最高裁判事が本当にこうした判決を下せるよう期待する。 しかし、自分の過ちに対する告白は後回しにしたそんな言葉に真実味があるとは思えない。 「彼の就任の辞はやや傲慢に聞こえた」 という法曹界の人々が多いのは、そのためだろう。





( 2019.01.13 )



 韓国人の “らしさ” をあらわす言葉に 「ネロナムブル」 がある。
 これは 「自分がすればロマンス、他人がすれば不倫」 ということで、オレはいいけどオマエはダメ!! という二重基準を意味する言葉。

 韓国メディアを見ていると、この言葉がよく出てくる。
 それで最近こんな記事を書いた。

 痴漢が盗撮を叱る? 日本に対する韓国のネロナムブル( 二重基準 )
 「自分に甘くて、他人には鬼厳しい」 ということもそうだけど、 「自分は正義の側に立って相手を非難する」 という態度にも韓国人の “らしさ” があらわれている。
 歴史問題では日本にいつもこんな感じだ。

 この言葉はきょうも朝鮮日報のコラム( 2019/1/13 )で使われていた。

 「ネロナムブル」…恥知らずの韓国最高裁判事

 昨年12月、キムという人が韓国最高裁判所の判事に就任した。
 でも、このキム氏はいわくつき。
 これまでに3回も不法偽装転入をおこなっているのだ

 なんでそんな人物が最高裁の判事になれるのか
 これも韓国社会の 「らしさ」 か。

 自分は偽装転入を3回やっているにもかかわらず、60代の男性が同じことをしたときには懲役刑を宣告している
 これで野党はキム氏を 「ネロナムブルの極致」 と批判した。

 そんなキム氏が12月、最高裁判事に就任したとき高らかにこう言う。
「司法部は自らに対する警戒をおろそかにし、国民の愛と信頼を失っている。 信頼を取り戻すには一体どれくらいかかるのか見当さえつかない」
 自分がすれば無罪、他人がすれば懲役刑
 こういう人物が最高裁判事になって正義を裁くというのは、ドラマの展開でありそうだ
 これには朝鮮日報も 「こんなことを言う資格がどこにあるというのか」 と猛批判。

 でも韓国社会で上に行くのなら、 「ネロナムブル」 をした後に、 「恥知らず」 と言われても気にしない鋼のメンタルが必要だと思う。

 一般のサラリーマンの反応は、 「判事だったら引っ掛からず、われわれがやったら違法なのはおかしい」 という意見が大多数だったという。
 そりゃそうだ。
 日本で同じことが起きたら、こんなグチで終わないだろう。

 朝鮮日報はこう怒っている。
『こうした人々が含まれている最高裁判所の判決に、国民がたやすく納得できるだろうか。 答えはノーだ。』
 そりゃそうだ。
 こんな最高裁に国の 「最高正義」 をまかせられない。

 ちなみにこの判事は 「韓国社会の堅固な生活規範になるよう努力する」 と国民に約束し、 「正義で公平な裁判」 も言及している。
 もうこの人を尊敬してきました。

 でもここまでのことは韓国内の出来事だから、韓国人の好きにすればいい。

 日本にとっての問題は、こんな裁判所が徴用工訴訟を裁くというおそろしい事実。
 すでに日本企業に有罪判決が出ているし、これからも同じ判決が下されるだろう。
 自国民ですら 「納得できるだろうか」 と言っているのに、日本は韓国内ではこれに従わないといけない。

 国際法違反の判決でも、国民感情にそえば韓国では認められてしまう。

 例えばハンギョレ新聞は最高裁判決の翌日、社説 「あまりに遅かった13年目の強制徴用判決(2018-10-31)」 でこう書いていた。
「日帝強制占領期(日本の植民地時代)の被害者を遅まきながら救済したという点で意味が大きい」
「韓国の憲法の価値体系に照らしてみれば当然の内容だ」
 文大統領もつい3日前に、 「不満があってもその部分はやむを得ないという認識を持たなければいけない」 と、考えられないことを当然のように言っていた。
 54年前に交わした約束を破り、国際法違反の状態を 「不満があっても認めなければいけない」 と日本に迫る。

 これこそ 「ネロナムブルの極致」 で恥知らずだ。
 でも、そういうメンタルを持ってないと、上にはいけない社会なのかも。

 国際社会の常識と関係なく、 「反日愛国」 なら正義になってしまう
 そして、そんな独善的な決定を 「やむを得ない」 と受け入れるよう日本に要求する。

 そんな韓国に対して、いま自民党では経済制裁を求める声が高まっている。
 最高裁があんな状態で大統領がこんな認識だ
 もう徴用工訴訟問題をただの話し合いで解決することは不可能だ
 「あまりに遅かった」 というのはコレだったか。





( 2019.01.20 )

 
  



検察、ヤン・スンテ前最高裁長官の逮捕状を請求
 史上初の前職最高裁長官への逮捕状発行なるか

 検察が18日、ヤン・スンテ前最高裁長官(71)の逮捕状を請求したことで、史上初めて前職司法府首長に対する逮捕状が発行されるかどうかに注目が集まっている。 日程が週末と重なり、逮捕の可否は来週初めの令状実質審査を通じて判断されることになった。

 発行と棄却の選択を迫られている裁判所としては、類のない困難な立場に立たされた。 令状を発行して前職トップの逮捕を許可すれば、裁判介入や裁判官弾圧など過去の “汚点” を事実上認めることになる。 一方、令状を棄却すれば、逮捕に大きく意味づけする “国民感情” により、世論の非難を覚悟しなければならない状況だ。

 前例のないことなので、法曹界も慎重な見通しを示している。 逮捕を予想する側は、検察が握っているカードに注目する。 パク・ビョンデ、コ・ヨンハン元裁判所事務総局(最高裁判事)やイム・ジョンホン元裁判所事務総局次長(拘束起訴)を経ず、直接違法行為に関与した “直接証拠” を提示すれば、令状が発行されるものと予想されている。 これに先立ち、検察関係者は 「ヤン前最高裁長官が2人の元最高裁判事やイム元次長を経ず、(裁判や行政に)直接介入したか報告を受けた証拠がある」 と述べた。 これをもとに、検察が逮捕の必要性を積極的に主張すれば、裁判所もパク・ビョンデ、コ・ヨンハン元最高裁判事の逮捕状を棄却した時とは違う判断を下す可能性がある。

 検察は同日、先月初めに逮捕状請求が棄却された2人の元最高裁判事のうち、パク元最高裁判事の逮捕状だけを再請求した。 「ヤン・スンテ-パク・ビョンデ-イム・ジョンホン」 につながる容疑に集中するためとみられる。 容疑が比較的に少ないコ元最高裁判事の令状を再請求しないことで、裁判所と無理な神経戦を繰り広げることを避けようとする意図もうかがえる。

 一方、事件の経験の多い法曹人たちは、発行より棄却の方に重きを置いている。 検察幹部出身の弁護士は 「先に逮捕状が請求された二人の元最高裁判事の令状を棄却する際、裁判所が 『ここからはだめだ』 と線を引いたといえる」 とし、 「棄却事由のうち目を引いたのが 『共謀関係が認められない』 としたことだった。 ヤン前最高裁長官に対しても判断は変わらないだろう」 と予想した。 高裁部長を務めた弁護士も 「裁判所の拘束マジノ線は(令状を発行した)イム・ジョンホン元次長までと見るべきだ。 最高裁判事からは検察の令状請求自体を許し難いというのが、裁判所の雰囲気だ」 と話した。

 棄却を予想する人たちは、ヤン前最高裁長官の容疑に収賄のような 「私益の追求」 が含まれていない点にも注目する。 実際、収賄など私益追求型の容疑がある朴槿恵パク・クネ李明博イ・ミョンバク元大統領は特に問題なく逮捕状が発行された。

 ヤン前最高裁長官の逮捕の可否に対する結論にかかわらず、昨年6月18日に本格的に始まった検察の司法壟断捜査は最終局面に入る。 その後は、さらに長い間激しい攻防が繰り広げられる裁判に移る。





( 2019.01.24 )


 韓国最高裁が徴用工訴訟の判決を不当に遅らせた疑惑をめぐり、韓国の検察は24日未明、韓国最高裁の前長官を逮捕しました。

 職権乱用などの疑いで逮捕されたのは、韓国最高裁の前長官、梁承泰ヤン・スンテ容疑者(70)で、最高裁長官経験者が逮捕されるのは初めてです。

 梁容疑者は、日韓関係の悪化を懸念する朴槿恵パク・クネ前政権の意向を受け、すでに逮捕・起訴されている最高裁の所属機関 「法院行政処」 の前次長らに指示して、徴用工訴訟の判決を不当に遅らせた疑いが持たれています。

 検察からの逮捕状請求を受け審査を行っていたソウル中央地裁は、逮捕状を発付した理由について、 「犯罪事実の相当部分が疑われ、重大な事案であり、証拠隠滅の恐れがあるため」 としています。

 文在寅ムン・ジェイン大統領は、一連の疑惑に対する捜査の推移を見て、日本企業に賠償を命じた確定判決への対応を決める姿勢を示していて、梁容疑者の逮捕は、日韓関係にも影響を与える可能性があります。





( 2019.02.02 )

  


 「10・30(元徴用工が原告の最高裁判所の判決)では、文在寅大統領も与党(共に民主党)も 『司法を尊重する』 という立場を明らかにしていた。 それなのに身内が逮捕されたら、与党は判決を不服として、 『裁判官を弾劾する』 と言い出した。 これじゃあ、李明博、朴槿恵の保守政権となにも変わらない。 進歩・革新の仮面をつけた、ただの傲慢な権力者ですよ」 (与党寄りだったという40代の会社員)


 「ドルイドキング」 事件で明らかになった身内擁護に必死の与党

 ことの始まりは、1月30日。

 この日、インターネットで不正に世論操作を行ったとされた一審裁判で、文大統領の最側近といわれる金慶洙現慶尚南道知事に懲役2年が言い渡され、金知事は法廷で拘束された。

 この疑惑は、通称 「ドルイドキング」 事件と呼ばれ、昨年春からくすぶっていたもの。 金慶洙知事は主犯の時事ブロガー、ハンドルネーム 「ドルイドキング」 こと金ドンウォン氏との関与を否定していたが、共犯と判断された。

 「ドルイドキング」 事件の詳細は後述するが、物議を醸したのは判決よりも与党 「共に民主党」 の裁判への反応だ。

 与党は実刑判決が出るとすぐに 「これは裁判所の要職を掌握しているヤン・スンテ(前最高裁判所長官)の一派が組織的に抵抗している」 (中央日報2月1日)と 「判決不服」 を表明し、緊急会議を開くと、 「司法ろう断勢力および積弊清算対策委員会」 を立ち上げた。 なんとも物々しい名称だが、つまり、裁判所が、朴槿恵前大統領時代に元徴用工裁判を遅らせるなどの職権乱用で逮捕されたヤン・スンテ前最高裁判所長官の報復をしているというのだ。 さらには判決を下した裁判官を 「弾劾すべき」 とまで踏み込み、こうした与党の過剰な反応にメディアは保守・進歩系問わず一斉に猛反発。 世論を巻き込んで論争になっている。


 与党議員の口利き疑惑や違法投資 …… 支持率回復は 「厳しい」

 中道の韓国紙記者は言う。
「10・30判決では司法を尊重する、韓国は三権分立で司法に政治は介入できないとしていた文大統領や与党でしたから、今回も司法を尊重する立場を明らかにするものと思われていたし、そう期待されてもいた。 それが刑が最終的に確定しない一審判決なのにこの体たらく。 あまりにも荒唐無稽です。
 最近、与党議員に裁判の口利き疑惑や地方の不動産違法投資疑惑が次々と持ち上がるなどボロが出てきて、進歩・革新のイメージが崩れ始めて嫌気が蔓延していましたが、これで決定的になった。
 文大統領はまだ自身の立場を表明していませんが、支持率が下がる中、米朝首脳会談や金正恩労働党委員長のソウル訪問などがあっても、挽回は相当厳しい」

 与党のクレームから発覚した、不正世論操作 「ドルキング」 事件

 「ドルイドキング」 事件が明るみに出たのは昨年3月。 6月の地方統一選挙を控えての頃だ。

 事件の発端は、ちょうど1年前、平昌冬季オリンピックに遡る。

 当時、北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加表明に色めき立った文政権は、南北合同の目玉としてアイスホッケー女子チームを南北合同チームにすることを発表した。 しかし、これに長年オリンピックを目指して練習を積んできた選手やその同世代である若い世代から反発の声が上がった。 韓国の大手ポータルサイトでは、懸命に練習してきた韓国選手から出場する機会を奪った文政権を批判する書き込みが掲載され、その書き込みへ共感を表すクリック数が急増したが、与党側はこれは不正に操作されたことによる急増だとして警察庁に告発。 捜査が始まった。

 しかし、まさかやぶへびになろうとは。

 捜査の末、昨年3月末に逮捕されたのは、なんと与党党員の金ドンウォン氏だった。 彼は、前述のように韓国では有名な時事ブロガー 「ドルイドキング」 として知られた人物で、金慶洙知事との関係も発覚した。

 金慶洙知事は一貫して金氏との関係を否定していたが、実際はセキュリティ付きのメッセンジャープログラム 「テレグラム」 を通じてメッセージを交換していたとされ、2017年5月の大統領選挙直前まで、文大統領や与党に有利になるようネットの書き込みを操作することを承認し、認めていたといわれている。

 また、 裁判では金慶洙知事が金氏にこうしたネット上での不正な世論操作の代償として駐大阪大韓民国領事館の総領事職を提案し、それがうまくいかなかったため、次に仙台の総領事職を提案したとされている。

 金慶洙知事はこれらすべてを否定している。 金氏は金慶洙知事と同じ日に懲役3年6カ月の実刑判決を受けている。


 与党は 「司法の報復」 と主張するが ……

 与党側は、判決を下した裁判官がヤン・スンテ前長官の秘書室に勤務していたことなどを 「司法の報復」 の根拠としているが、担当裁判官はヤン前長官とは仕事上での深い関わりはなく、昨年7月に朴槿恵前大統領に特殊活動費を受け取ったことが認められるとして懲役8年を言い渡した際は、与党は、 「司法の正義」 と賛辞を送ってもいた。
「キャンドルデモによって誕生したといわれる文大統領、そして与党だったからこそ期待も大きかったが、結局、デモを利用した権力の亡者に過ぎなかった。 どこに正義があるのか、ほとほと疲れてしまって、支持する政党も見当たりません」(冒頭の会社員)
 政治に “正義” を求めるというのもあまりにも浪漫的にはすぎるが ……。

 昨年10月30日の元徴用工の判決についても国際法が上という原則を守るべき、という声もちらりほらり出てきた韓国。

 一方、支持率低迷で彷徨っていた野党第一党の自由韓国党は金慶洙知事の実刑の報にお祭り騒ぎで、文大統領は自身が候補だった当時、ネットでの不正な世論操作に関する報告を受けていたのか明らかにすべしと声を上げている。

 それにしても、10・30の元徴用工の判決では 「司法を尊重する」 と言っていたのが、身内の不都合にはいとも簡単に立場を翻して 「司法糾弾」 とはいくらなんでもダブルスタンダードが酷すぎる。

 このダブルスタンダードが、元徴用工判決を巡る韓国政府の立場にどんな影響を与えるのか、2月は日韓にとって波乱の月になりそうだ。