( 2014.10.25 )
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 今月27日、東京地裁では、韓国人不法滞在者の夫妻に対して、 「違法だが焼肉屋で頑張った」 ことを理由に、在留を認める判決を下したそうです。 この裁判官、日本国の法秩序を預かる者として失格なのではないかと思うのです。

 裁判官に求められる職業倫理の第一は、誠実に法に照らして判断を行うことです。 「出入国管理及び難民認定法」 の条文には、不法滞在者に対して、 “頑張れば在留資格を認める” とする但し書きはないはずです。 ところが、この裁判官は、韓国人夫婦に対する自らの個人的な評価を、法の上に置いています。 私情や私的判断が法に優位するとなりますと、裁判官による司法権の私物化の前例となりかねません。 何らかの留保条件として法律に明記されていない限り、 “違法であるけれども、裁判官が私的に認めれば許される” という判決は、あってはならいのです。 この判決理由は、結局のところ、自らが法を無視した “違法判決” を行ったことを白状したに等しいのではないでしょうか。