( 2013.07.03 )

  


 長崎・対馬の寺から仏像を盗んだ韓国人窃盗グループの裁判が韓国テジョン地裁で6月28日( 2013年 )に開かれ、7人のうち6人に懲役 1~4年の実刑判決が言い渡された。

 当然のこと、盗まれた仏像は日本へ返還されるものと、 「朝ズバッ!」 スタッフが韓国を取材したところ、盗んだものでも韓国由来のものは返さないという変な理屈で煙にまかれてしまった。


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 判決後に取材に応じたテジョン地裁のジャン・ドンヒョク公判判事は、 「判決は仏像の所有権関係や返還については言及していません」 という。

 窃盗事件で所有権関係を言及しないのはおかしいのだが、韓国慶尚北道栄州市にあるプソクサ( 浮石寺 )が 「仏像はプソクサのもので日本の倭寇に略奪された」 と主張し、返還差し止めの仮処分申請しているために返還を渋っているのだ。

 ジャン判事はその理由を 「仏像が日本に返還されれば、プソクサの所有だと最終判断がなされたときにすでに仏像はなくなっていて、プソクサの所有権を行使できない恐れがある」 と語った。

 倭寇が略奪したものかどうかも分からない何百年も前のことをどう証明するのか。 最終判断などできない可能性がある。 取材に応じたプソクサの僧侶の言い分も呆れる。
「韓国は日本に仏教や仏像を伝えました。 それなのに日本人は寺を燃やし仏像を奪っていきました。 過去の歴史を日本は認める姿勢はあるのかということです。 返還して欲しければる略奪ではなく友好的に贈られたことを日本側が証明すべきだ」



 何百年も前の歴史を持ち出し屁理屈をつける。 韓国の常套手段かといいたくなるが、それが罷り通る素地として、日本にある韓国由来の文化財を狙った窃盗ビジネスが横行している背景があるようだ。

 韓国の窃盗ビジネスを取材しているジャーナリストの菅野朋子さんによると、 「狙われているのは韓国由来のもので、韓国でも価値のあるもの。 日本から盗んできた文化財を見てみると、朝鮮半島に由来しているものが多い。 盗んでくる人と流通さる役割の人が別々にいてビジネスが成り立っている」 という。

 1994年に長崎県壱岐で盗まれた高麗版大般若経( 国の重要文化財 )と酷似したものが、翌年に韓国で国宝に指定され発見された。 日本政府が韓国政府に調査を要請したところ、 「個人所有になっているために要請に応じるのは難しい」 と断ってきたという。