韓国経済は朝鮮戦争による内戦でインフラが壊滅したことで大きく立ち後れていたが、所謂漢江の奇跡と呼ばれる経済発展以降は成長を続け、2008年の経済規模( GDP )で世界15位であり、2006年にはおよそ東京都レベルにあった 。 主要な産業はIT、造船、鉄鋼、自動車など。 またファンドなどの金融が急成長を見せており、韓国国内外合わせたファンド投資の総評価差額は07年には総額44兆2393億ウォン( 約5兆3122億円 )に達し、06年の10兆2222億ウォン( 約1兆2274億円 )の4.3倍に膨れ上がった。 海外ファンドのみの評価差益は207億ドルであり、07年の貿易収支黒字の推定値である150億ドルの1.4倍に達している。 新興工業経済地域( NEIs )の一つに数えられた時期を経て、1996年にアジアで2番目のOECD( 経済協力開発機構 )加盟国になった。


漢江の奇跡
財閥による支配
経済的な構造
アジア通貨危機
韓国経済の問題点

韓国の非常識が国を衰退させている
国民を犠牲にして配当金は外国人へ 韓国経済が抱える深い絶望
韓国の国内銀行、深刻な破綻リスク リーマン・ショック以上の危機
韓国輸出入銀行 みずほ銀から5億ドル借り入れ
外資系銀行の韓国撤退ラッシュで金融市場の懸念拡大
韓国、国の負債が1000兆ウォン …… 「手に負えない」
日韓スワップ協定 日本強硬に出れば韓国は泣きつくほかない
韓国への経済制裁 日本からの輸出止めれば失業率30~40%説
サムスン減益でパニック状態 … 「韓国経済」 の崩壊が始まった







生活実態
なんと200万人が古紙・廃品回収で生活、「孤独死危険群」 は30万人
糞尿まみれの共同トイレ、カビ臭い地下倉庫で生活
「漢江の奇跡」 の成れの果ては世界一の貧困率たった


 韓国・気象庁がその冬初の 「寒波注意報」 を発令した14年1月8日早朝、ソウル市内にはいつもと変わらずリヤカーを引く老人たちの姿があった。 荷台に山と積まれているのは大量の古紙と段ボール。 氷点下に近い気温の中、老人たちは白い息を吐きながら車が激しく行き交う車道を往来していた。 早朝から日が暮れるまで働いても、彼らが手にできる報酬は1日1万ウォン( 約950円 )ほどだ。 13年7月24日付韓国紙 『ハンギョレ』 の報道によれば、古紙や廃品回収、古物の売買で生計を立てる人はおよそ200万人いるという。
 こうした貧困老人の多くはわずかな年金や国民基礎生活保障( 生活保護 )で生活している。 所得のない単身生活者の生活保護費は月約49万ウォン( 約4万7000円 )。 公的扶助の住宅補助はなく、生活費はすべてこの中から支出しなければならない。 一般的な単身生活者の可処分所得が80万5000ウォン( 約7万6000円 )であることを考えれば、ぎりぎりの生活である。
 OECDの統計によると、韓国の65歳以上貧困率は48.6%( 日本は19.4% )と加盟国の中でも群を抜いている。 11年の高齢者自殺率は10万人当たり77.9人で1990年の5倍に達した。
 70年代以降、韓国は 「漢江の奇跡」 と呼ばれる目覚ましい経済成長を遂げた。 その象徴が88年開催のソウルオリンピックだ。 メーンスタジアムのある江南エリアは開発が進み、富裕層のコミュニティが形成された。
 その一角の九龍地区に貧困層が暮らすバラック集落がある。 1200世帯、2500人いる住人の大半は生活保護を受ける70~80代の老人だ。 錆びたトタンやポリカーボネート、さまざまな廃材、ビニールシートを組み合わせて作られた小屋の内部は6~8畳ほどの広さで、天井高は2mに満たない。 水道と電気は使えるが、風呂はない。 屋外に設置された共同トイレは汲み取り式で、糞尿で汚損されていた。
 集落には、わずかながら小さな子供を抱える世帯もある。 子供たちは共同トイレの使用を嫌がり、公衆トイレや学校で用を足している。 集落の住人という理由で、差別やいじめに遭うこともあるという。
 ソウルの中心部から車で約30分の永登浦には、低所得者向けの長屋が連なる街区がある。 建物のほとんどが築40~50年で著しく老朽化し、生活環境は劣悪だ。 ある長屋で1人暮らしをする男性( 72歳 )の収入は、日雇いの仕事で得るわずかな賃金と、年金や生活保護を合わせた60万ウォン( 約5万7000円 )。 長屋の地下倉庫を改装した部屋に住む男性の身体は、厳しい冬の寒さに蝕まれていた。
「少しでも安い部屋を望んで地下を選んだ。 家賃は11万ウォン( 約1万円 )。 湿気がひどくカビ臭い。 天気も分からない。 オンドル( 床暖房 )が無いから冬の寒さはかなりこたえる。 最も辛いのは糖尿病の悪化だ。 今の収入では医療保険で賄える最低限の治療しか受けることができない。 改善の兆しもなく、最近は病院に通う気力もなくなってきた」
 韓国では65歳以上の高齢者人口のおよそ20%に当たる120万人がこうした独居老人で、孤独死も急増している。 韓国政府は全国に30万人の 「孤独死危険群」 がいると見積もるが、これを過小評価とする専門家もいる。
 独居老人は身寄りのない者が多い。 死亡後に親族が見つかっても、 「葬儀代が出せない」 と遺体の引き取りを拒否されることもある。