盗作著作権侵害


( 2014.04.11 )

 
  


 あれ? 4年前からの喧嘩まだやってたのね ……。
  …… と思ったら、もう最低3年は残ってるんだって! 7年戦争!

 それにしても今回のは大きい …… 前回訴訟の10億ドル弱の賠償額にサムスンが異議申立てを行った3月のうちに、アップルはサムスンを相手どって別件の特許侵害で損害賠償21億9000万ドル( 2232億円 )の支払いを求める訴訟を起こしました。

 右の爆弾が着弾しないうちに、左から爆弾。 さすが史上最大の特許訴訟は賠償額も他に類をみない額ですなあ。

 …… と感心してる場合じゃないですね。 えーと …… 気になるのはアップルが一体どうこの数字に辿り着いたのか …… ですが、法廷資料を紐解いてみますと、特許5件侵害の疑いで、2011年まで遡って計算したことがわかります。

 アップルが算定を委託したのは業界のエキスパート、John Hauser氏。 氏は消費者1000人以上を対象に架空のスマートフォンとタブレットについてアンケートを実施( 507人はスマホ調査、459人はタブレ調査 )しました。 質問内容には今回の訴訟と無関係の機能についての質問も含まれているのですが、ともあれこのアンケート結果が5件の特許侵害で生じた損害額を割り出すベースとなります。

 次に、過去12年間コンサルタント会社 「 Quantitative Economic Solutions 」 を経営してきたマサチューセッツ工科大出のChristopher Vellturo氏が、このデータを基に4000~5000時間解析を行います。 業界分析、市場分析を行い、 「 おびただしい数の文書 」 を精査し、そしてようやく行き着いた数字が21億9000万ドル、というわけ。

 なので1000億円の次は2000億円払えとデタラメに言ってるんじゃなく、膨大な作業の末に権威が弾き出した数字なのですねーはい。 まあ、それでも事実に基づく部分と想定の部分が半々であることは否めませんけどね。

 審議は4週間続く予定で、現在第2週目。 さて、どちらに分がありますか…。





( 2014.04.11 )

  

 泥沼の訴訟合戦。
 アップルはサムスンに対して約2,200億円にものぼる特許訴訟を開始しましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルによるとサムスンはアップルに対する反対弁論の中でグーグルに助けを求めたそうです。

 この訴訟ではサムスンがアップルの所有する特許を侵害したかどうかが争点となっていますが、サムスンは問題となっている5つの特許のうち4つはグーグルがすでに開発していた機能だと主張しているんです。 つまり、問題となっている機能はウチ( サムスン )が開発したものじゃないよ、と言いたいわけですね。

 証言台に立ったグーグルのヒロシ・ロックハイマー副社長は Android OS のソフトウェア機能の開発に際して 「 iPhoneから一切コピーをおこなっていない 」 と主張し、サムスンに助け舟 …… というより、自社の身の潔白を主張。 アップルも 「 グーグルはこの裁判の被告ではない 」 とし、アップルとグーグルが直接衝突するという展開にはなりませんでした。

 しかし、サムスンがグーグルを法廷に呼び出したことにより、この特許紛争はますます泥沼化の方向へと向かっている気がしてなりません。 終着点の見えないアップルとサムスンの特許紛争ですが、両社がなんらかの落とし所を見つける日はくるのでしょうか?