盗作著作権侵害 / 日本の特許多数侵害


( 2004.12.12 朝鮮日報 )
“製品コピー天国”韓国の国内事情
   ~ 知的財産意識が欠如した国家の姿を見る ~
      韓国家電業界でも 「ミー・トゥー」 戦略が浸透


 サムスン電子は今月中にも、 「タイムマシン機能」 の付いたテレビを発売する。 タイムマシン機能とは、視聴者が生放送の番組を見ている最中に席から離れなければならなくなったとき、番組を中断し、席に戻ったときに中断した場面から番組を見ることができる機能をいう。 テレビに内蔵されているメモリーに番組内容が記憶され、これを再生する仕組みとなっている。 サムスン電子はライバルのLG電子がサッカーワールドカップを前にタイムマシン機能の付いたテレビを発売し脚光を浴びているのを受け、自尊心を捨てて同様の製品の発売に打って出た。

 ライバル社のデザインを模倣する 「ミー・トゥー( Me too )」 方式のマーケティングが急速に広まってきている。 菓子、飲料などの生活消費財から始まった 「ミー・トゥー」 戦略が、デジタルテレビなどの高価な家電製品、携帯電話などにも急速に広まっている。

 家電業界で 「ミー・トゥー」 戦略が広まった背景には、韓国内の各メーカーの技術力がほぼ同じ水準になったということもある。 しかし、各メーカーが莫大な研究・開発投資をするよりも、ライバル社のヒット商品をまねて、たやすく金もうけしようという動きに出てきたことも否定できない。 LG電子の関係者は 「各社が似たような製品を発売する 『ミー・トゥー』 戦略は、市場を拡大する上で効果がある。 先んじて製品を発売したメーカーの立場としては、似たような製品があふれることは必ずしも悪いことばかりではない」 と話す。

 家電業界では 「ミー・トゥー」 戦略に歯止めをかけるため、 「ブラックボックス作戦」 という新たな対応策も登場している。 ライバル社にまねされるのを少しでも遅らせようというものだ。 サムスン電子の李基泰社長は 「あまりにも模倣がひどいので、展示会への新製品の出展も自制するほどだ」 としている。

 食品・飲料分野では 「ミー・トゥー」 戦略に対する訴訟が相次いでいる。 例えば、オリオンは昨年末、 「オーワウ」 を発売したが、これに対しヘテ製菓は 「チョコケーキの主力製品である 『オーイェス』 の売り上げが、 『オーワウ』 のせいで減った」 として、 「オーワウ」 の販売禁止を求める仮処分申請をした。 1982年から発売されてきたヘテ製菓の 「ホームランボール」 は、昨年にロッテ製菓が 「マイボール」 を発売したことで打撃を被った。ヨーグルト 「ブルガリス」 がヒットしたナムヤン乳業も、似たような名前の 「ブルガリア」 を発売した毎日( メイル )乳業を提訴した。

 サムスン経済研究所のイ・ジョンホ研究員は 「製品の販売周期が短くなりつつある一方で、開発やマーケティングに掛かる費用は高騰しているため、『ミー・トゥー』 戦略は最も現実的なマーケティング戦略だ。しかし独自のブランドの差別化を図る上では害毒になる」 と話す。 ( 一部略 )

 この記事で決定的に欠如している情報があります。 この記事では韓国業界が国内のメーカー同士で模倣をし合っていることの懸念を書いていますが、最も深刻なのは韓国のあらゆる業界が日本を中心とする世界の製品を、許可なく大量に模倣しているということです。 その酷さはご存知の方も多いと思いますし、過去に多くの記事が書かれていますので省略しますが、その情報なくして韓国業界の無断コピー体質を語ることは出来ないはずですが、この記事では一切触れられていません。 もちろん、その事実を知らないというわけではありません。 朝鮮日報は、過去に韓国産の自動車のデザインが日本車等のデザインと酷似していることを自ら記事にしています。

「外車そっくりの国産モデル」

   求められる韓国式デザイン

 今年8月に発売されて以来、SUV市場で脚光を浴びている起亜自動車のスポーティジも、ラジエターグリルなど前から見た印象がフォルクスワーゲンの 「TOURLEG」 と似ており、後ろ姿はボルボ 「XC90」 を髣髴させるとの指摘を受けている。 ルノーサムスンから今月1日に発売された 「SM7」 は技術提携している日産自動車の 「ティアナ」 とデザインがほぼ一緒。 これに先立ち昨年に発売された起亜自動車のオピラスは、ラジエターグリルがジャガーSタイプとほぼ同じであるほか、ヘッドライトはメルセデスベンツのEクラスに似ているとの評価だ。

 一部からは最近、自動車メーカーが海外の有名自動車のデザインを意図的に真似ているとの見解も出されている。 「外見が外車の何々に似ている」 との噂が広まれば、新車の宣伝につながるためだ。

 輸出の多い自動車メーカーの特性上、国内はもちろん海外市場で失敗しないデザインを確保するためには、このような措置は避けられないというのが自動車業界の説明だ。

 しかし、世宗大学デザイン学科の李明基教授は 「韓国は世界第6位の自動車生産国であるにもかかわらず、固有のデザインを見出せずに外車の真似ばかりしているのは恥ずかしいこと」 とし、 「韓国の独特なイメージを生かしたデザインの開発が急がれる」 と語った。
( 一部略 )

 韓国業界のコピー体質を自ら記事にしていますが、どことなくおかしな印象を受けます。 それはまるで “罪悪感が感じられない” ということです。 記事中にも、 「国内外で失敗しない為にはこのような措置は仕方がない」 と、 子供のような全く道理の通らない言い訳がなされている 上に、朝鮮日報の記事はそれに批判すらしていません。 あたかも当然の説明を載せただけと言うような印象を受けます。 ここで最初に載せた記事を読み返してみると、韓国内の企業同士の模倣についても、 「必ずしも悪いとはいえない」 等との言葉や、記事の書き方も模倣自体についてほとんど批判をしていないことから、この精神は共通していることがわかります。 つまり、韓国の産業界においては、そもそも 「知的財産の無断コピーは悪いことという意識が根本的に欠如している」 のではないかと思われます。 ( 自分がよければ他人のことなどどうでも良いという徹底された自分本位主義だとも捉えられますが、話が広がりすぎるのでここでは留めておきます ) 最初の記事で、 「この問題は国内だけでなく、日本を中心とした外国製品の模倣も深刻な問題である」 という言葉が一言も出てこないのは、反日主義の為という理由よりも、単純にコピーは悪いことだという意識の欠如という理由が大きいからであると感じます。

 戦後の経済成長の過程において、一部の日本の製品も欧米諸国の模倣があったのは事実でしょう。 しかし先進国の仲間入りを自負する国家が未だにこの現状であるのは到底黙認できないことです。 韓国の産業界は 「コピーは悪いことではない」 という意識を根本から叩き直さなければ、今後国際社会で生きていくことは難しくなるでしょう。 現在世界において韓国製品と言えば、 「質は低から中程度。ただし価格は安い二流製品」 という位置づけが最も一般的だと思われますが、デザイン面でも技術面でも模倣ばかりでオリジナリティが発揮できない現状のままでは、そのレベルから脱却することとは不可能でしょう。 それを理解し、安易なコピーに走ることは自らの発展も妨げるということを理解し、行動に移せる日は来るのでしょうか。

 また、 コピーされる側の日本企業は対応が甘すぎる感があります 一部では訴訟なども起きていますが、自らの権益を守る意味でも、訴訟や企業的な制裁を含めた徹底的な対応を取る必要があると思われます。 韓国のコピー社会は、韓国産業の成長をストップさせるだけではなく、日本の産業の成長にも少なくないダメージを与えているはずです。