盗作著作権侵害 / 日本の特許多数侵害


( 2002.03.29 朝鮮日報 )
盗作は 「韓国の慢性的な病弊」
  視聴者を馬鹿にした盗作ドラマ

 放送作家の金秀賢キム・スヒョン氏が自分の作品の盗作だとして提訴した某放送局の週末ドラマに対し、裁判所が著作権の侵害を認めたのは、 「 盗作 」 に対する韓国社会の鈍感に警鐘を鳴らす出来事だ。
 裁判所は視聴者の立場を考え、放映中断の申請は棄却したものの、公営放送がゴールデンタイムに、わずか10年前に放映された作品を思わせるドラマを流したということは、視聴者を馬鹿にし、放送の公信力を失墜させる行為だと言わざるを得ない。

 裁判所が 「 キャラクターの性格、プロットの構成と展開、台詞などが似ている 」 としたのは、盗作と判定するとの意味だ。

 韓国の地上波放送局による日本の番組の盗作は、国会の国政監査の場で争点になったほど横行している。 このような状況の中で、国内作家の作品まで盗作したとの判定が下され、番組制作関係者の良識や放送局の公共性が大きく損なわれた。

 改編の際に新しくお目見えする娯楽番組の大半が日本の番組の形式や内容を取り入れたものであることは韓国放送の慢性的な病弊だった。 問題は盗作の疑いがささやかれてもそのまま押し通す放送局の図々しさと悪習の繰り返しだ。 番組やCMが日本のモノと違いがないならば、国の面子は言うまでもなく、国際的な恥さらしは免れないだろう。

 放送だけでなく、映画、歌謡など、大衆文化分野の盗作をめぐる論争が後を絶たたないだけでなく、文学や出版、特に大学論文の盗作も依然として続いている。 最近、外国大学の教授の論文を盗作し、問題となった大邱テグの某大学の教授が解任されたが、創意と知性の象徴であるべき大学が盗作問題で頻繁に取り上げられているという事実そのものが韓国の後進性を物語っており、恥ずかしい限りである。 盗作騒ぎを起こした教授が解任されたように、盗作と判定された番組は裁判所の命令がなくても終わらせるべきだ。それが視聴者に対する最小限の礼儀ではないか。