マクドナルド vs. 韓国人


( 2014.01.17 )

  


 米ニューヨーク・タイムズ紙は15日、米国のコリアンタウンでマクドナルドと客の韓国人高齢者との間で座席をめぐりトラブルになっていると報じた。 韓国人高齢者が安い飲み物1杯で長時間居座ることが原因だが、困り果てた店側が警察に通報したところ、在米韓国人社会は 「 差別 」 だとして反発。 マクドナルドに対する不買運動の計画も持ち上がっている。

 トラブルになっているのはニューヨーク市クイーンズ区フラッシングにある店舗。 同紙によると、韓国人高齢者たちはコーヒー1杯( 1.09ドル )、またはフレンチフライ1袋( 1.39ドル )だけを購入。 それを仲間と分け合いながら長時間会話し、テーブルを独占しているという。 時には店がオープンする午前5時から夜まで居座る客もいるという。 店は対応策として 「 注文したメニューを20分以内に済ませてください 」 と記した案内文を掲載。 長居する客には直接、席を譲るよう求めた。

 店の対応を受け、客はいったん外に出るものの、しばらくするとまた戻ってくるという。 店と客の席をめぐるトラブルは数か月前から深刻化しており、店側の要求を 「 不当 」 だと訴える人もいる。 座席をめぐる警察沙汰は2013年11月以降だけで4件発生している。 同店のマネージャーは 「 ここはマクドナルド。 老人ホームではない 」 と述べ、韓国人高齢者の行動に怒りをあらわにしているという。

 しかし現地の韓国人社会はマクドナルドの対応に強く反発している。 米ニューヨーク韓人学父母協会は16日、 「 長居しているとの理由で客を警察を使い追い出すことは、法で禁止されている人種・老人差別だ 」 と批判。 「 戦争の惨禍を経て韓国が10大経済国家になるまで熱心に働いた主役であり、尊敬されるべき世代の韓国老人を犯罪者扱いすることは韓国人全体を冒涜ぼうとくすることだ 」 と主張した。

 同協会は警察に対しても非難の矛先を向け、善良な市民を店から追い出すためむやみに出動したとして 「 税品の無駄遣い 」 を指摘。 2月の1ヵ月間に渡り、トラブルになっているマクドナルドに対して不買運動を展開する計画があることを明らかにした。

 同協会のチェ・ユンヒ会長によると、フラッシングは韓国人の居住密度が非常に高い地域だという。 チェ会長は 「 この地域の最大の顧客は韓国人だ 」 と述べ、マクドナルドに不満を示した。

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( 2014.01.21 )

  


 米ニューヨーク市フラッシングにあるマクドナルドが、韓国人高齢者の客が長時間居座るとして警察に通報し、店から追い出した問題で、同店舗が19日、韓国人高齢者に対して謝罪した。

 マクドナルドと韓国人団体は20日、騒動となったマクドナルドのフラッシング店で記者会見を開き、双方が用意した協力案を提示し、事態収拾に動いた。

 マクドナルド側は、 ▲午前11時−午後3時を除く時間帯は高齢者を配慮する。 ▲韓国語と中国語の掲示板の設置。 ▲韓国語が流ちょうな韓国人職員の採用などを約束した。

 マクドナルド側はまた、どのような場合でも韓国人高齢者を店から追い出すための手段として警察に通報することはしないと説明。 韓国人高齢者向け老人ホームとマクドナルド間の交通を提供する韓国人団体と協力し、韓国人高齢者がマクドナルドを利用しやすいようにする方針という。

 マクドナルドは、長時間にわたって席に居る客への対応策として、店内の利用を 「 20分以内 」 に制限したことについても取り消した。

 韓国人高齢者側は 「 双方に誤解があったが、マクドナルドが韓国人高齢者を( 人種的または社会的弱者として )差別したとは思っていない 」 と述べたという。 利用客が多くなる午前11時−午後3時までは店側に配慮し、利用を自制することを約束した。

 韓国メディアによると、現地在住の韓国人高齢者は 「 地域社会の特性上、マクドナルドは韓国人高齢者たちに必ず必要な場所 」 だと述べ、和解したことによろこびを示した。

 マクドナルドと韓国人高齢者の座席をめぐる問題は、米ニューヨーク・タイムズ紙が15日に報道。 米ニューヨーク韓人学父母協会は、韓国人高齢者を警察を使い追い出すことは 「 人種・老人差別だ 」 と批判し、2月に不買運動を展開する計画があることを明らかにしていた。

 韓国メディアは、マクドナルドが謝罪したことにより不買運動も中止となる可能性が大きいと報じた。

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( 2014.04.16 )

  


 米国に住む60代の韓国人が、マクドナルドクイーンズ店の店長から不当な扱いを受けたとして、1000万ドル( 約10億円 )の損害賠償を求める民事訴訟を起こしたことが分かった。

 今回訴訟を担当するKim&Bae法律事務所のペ・ムンギョン弁護士は13日( 現地時間 )、韓国人のA氏が、マクドナルド本部とニューヨーク支社、クイーンズ店の女性店長のルーシー・サザード氏( 50 )を相手取った民事訴訟をニューヨーク州のクイーンズ郡裁判所に提起したと明かした。

 訴状によると、A氏は2月16日の午後4時30分ごろ、クイーンズ区にあるマクドナルドに入店。 当時レジには店員が4人いたが、3人は談笑しており1人だけが対応している状態だった。 A氏は列に10分ほど並び、コーヒーを注文。 その際に 「 ( レジまで )とても時間がかかった 」 と不満を述べた。

 A氏の発言を聞いたサザード氏は 「 あなたのような人にコーヒーは売らない 」 と述べ、直ちに店から出て行くよう要求。 A氏は 「 なぜ私はだめなのか 」 と反発したが、 「 あなたに売るコーヒーはない 」 と繰り返し発言し、販売することを拒んだ。

 A氏は 「 分かった 」 と答え、その後店の様子を携帯電話のカメラで撮影しようとしたところ、サザード氏が1.5メートルほどのほうきを取り出し振り回した。 この影響でA氏は右手にけがを負い、携帯電話も故障したとされる。

 通報を受け現場に駆け付けた警察は、防犯カメラと店内に居合わせた客らの証言を元に、当時の様子を調査。 サザード氏は暴力容疑で書類送検された。

 ペ・ムンギョン弁護士は、当時店内にアジア系の客がA氏しかいない状況で、サザード氏が述べた 「 あなたのような人( people like you ) 」 という表現は、特定の人種に対する差別的表現にあたるとみている。

 今回問題が起きた店舗は、今年1月に韓国系住民とマクドナルドの間で 「 座席 」 をめぐりトラブルになった店舗から1キロほどの距離にある。

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