告げ口外交




 韓国の 「日本言いつけ外交」 の乱発にはもはや苦笑するしかないが、こんどは世界遺産登録がヤリ玉だそうだ。 日本が目指している 「明治日本の産業革命遺産」 の世界文化遺産登録である。 韓国の外相が訪韓したユネスコ事務局長に反対を申し入れたという。

 対象となる九州・山口の近代産業遺産には 「朝鮮人が強制徴用された炭鉱などを含んでいる」 との理由らしい。 もしそうだとしても、そんな人々の苦難にも報いるための文化遺産登録なのである。 相変わらず 「イチャモン」 としか言いようのない反対である。

 先日はフランス・アングレーム国際漫画祭に韓国政府が、日本軍人が少女に暴行するとんでもない漫画を出展した。 米国には 「慰安婦」 を米政界の中枢メンバーにまでアピール、中国には、テロリストである安重根の記念館を建てさせる。 なりふり構わずだ。

 それで思い起こすのは、明治40( 1907 )年の韓国・高宗皇帝による 「言いつけ」 だ。 この年の6月、オランダのハーグで開かれていた第2回万国平和会議に 「密使」 を送り参加を求めた。 韓国を保護国としていた日本の 「非」 を各国に訴えようとしたのだった。

 だが、会議は2国間の問題を調整する場ではなかった。 しかも保護国化が日韓協約による合法的なことを各国も理解していた。 あまりに露骨な 「言いつけ」 は逆に信頼を失い、高宗皇帝の退位を招き、後の日韓併合を加速させる一因となった。 墓穴を掘ったのである。

 そんな1世紀以上前の例を持ち出すまでもなく、各国に 「反日」 を訴える戦略はいずれ間違いなく、国際社会をウンザリさせる。 失敗に終わることは請け合いだ。 朴槿恵大統領も安倍晋三首相に会って直接 「反日」 をぶつければいいことだ。





( 2013.11.16 )

  


 韓国の朴槿恵パク・クネ大統領が歴史づいている。 とくに外遊のたびに各国の首脳やメディアに 「 日本は正しい歴史認識を持て 」 と歴史問題を “説教” して回っている。 反日・左派で知られた盧武鉉ノ・ムヒョン・元大統領も在任中、当時の米国のブッシュ大統領やライス国務長官との会談の際、領土問題などで日本批判の 「 長い講義 」 を 「 情熱的 」 に展開して米側の顰蹙ひんしゅくを買っている。

 近年の韓国大統領の “告げ口外交” は目に余るが、それだけ韓国の外交姿勢が軽くなっているのかもしれない。

 朴大統領の歴史好き( ? )は、今週もベトナム帰りのプーチン・ロシア大統領をソウルに迎えても発揮され、日本に対し 「 歴史に逆行する言動 」 などと間接的ながら非難を繰り返している。

 翌日には政府機関の 「 国立外交院創立50周年記念国際セミナー 」 で演説し、北東アジアの協力と対話、信頼関係構築のために日中韓3国共同の歴史教科書を作ってはどうかと提案している。

 しかし歴史、歴史と言っているわりには歴史について随分、甘い感じがする。 「 日中韓で共通の歴史認識を 」 という発想だが、その前に韓国自体が今、国内では歴史教科書をめぐって左右両派、与野党が激しく対立し大もめしているのだ。

 この論争では日本統治時代の記述もさることながら、北朝鮮に対する評価が大きな争点になっている。 しかも朴大統領の父が指導者だった 「 朴正煕パク・チョンヒ時代 」 の評価をめぐっても肯定・否定の論争が絶えない。

 保守派は左翼・進歩派に対し 「 北に甘い 」 といい、左翼・進歩派は保守派に対し 「 朴正煕に甘い 」 といって非難し合っている。 朴大統領自身、野党陣営による父に対する執拗しつような “批判的歴史認識” に大いに悩まされてきた。

 韓国の歴史教科書問題はそれまで国定歴史教科書( 1種類 )が、検定制度の導入で民間の出版社による複数に変わったことが背景にある。 近年の歴史学界での左派支配を反映し、検定教科書のほとんどが北朝鮮に甘く朴正煕に厳しい内容になってしまい、そこで保守派が 「 新しい歴史教科書作り 」 に立ち上がったというわけだ。

 歴史認識をめぐって国内でこんな調子だから、まして超独裁国家で学問の自由など想像もできない北朝鮮との間で、共通の歴史認識などありえない。

 国内で難しく、同じ民族同士でも不可能な共通の歴史認識による共同の歴史教科書を、外国それも共産党支配下の中国を含めて3国一緒に作ろうというのが朴槿恵提案である。

 ロマンあるいは理想主義として 「 遠い将来いつかは …… 」 というのならともかく、真面目な話としてはあまりにも甘すぎる。

 実は数年前、日韓の民間の左派系学者や運動家らが中国と一緒になって3国共同編集と銘打った歴史教科書 『 未来を開く歴史-東アジア3国の近現代史 』 を出版したことがある。 しかし反日記述では一致したものの、朝鮮戦争をめぐる歴史認識がばらばらなどでまともには評価されなかった。

 朴大統領の歴史認識で話題になったのが、抗日独立運動記念日の 「 3・1節 」 演説で語った 「 加害者と被害者の歴史的立場は千年たっても変わらない 」 という発言だ。 こんなに被害者意識にとらわれていては、剛毅ごうきのリアリストで 「 成せば成る 」 を国民的スローガンに日本に追いつき追い越せでがんばった父・朴正煕の歴史認識に比べ軟弱すぎるのではないだろうか。







 韓国の朴槿恵大統領の常軌を逸した 「 告げ口外交 」 が日本人を怒らせている。
 いくらお人好しの日本人でも、ここまでしつこくやられては堪忍袋の緒が切れたというものである。
 嘘か真か、官邸内外で韓国に経済制裁を加えるべしという 「 征韓論 」 が囁かれ始めたという。

 一番手っ取り早い経済制裁は、 「 日韓通貨スワップ 」 の停止である。
 御存知のように、日韓通貨スワップとは、韓国のウォンを日本の円が保証してあげる仕組みで、 「 豊富な外貨準備を持つ日本によって、外貨準備高の少ない絶えず暴落の危機にある韓国通貨に信用を与えるという事実上の韓国通貨救済策 」 であり 「 日本による韓国への片務的な経済援助措置 」 なのである。

 今年7月、通貨スワップの協定が満期になり、延長するかどうかが話題となった。
 日本側は、韓国から延期して欲しいという申し出が無ければ自然解消になるとしたが、韓国側は 「 延期しない 」 と痩我慢の通告をして来た。
 一方で中国との通貨スワップは3年間延長し、中国への依存度を高めているが、中国のことだからイザとなれば人民元とのスワップを拒否するだろうと言われている。

 日韓スワップはこれで終わったとウッカリ思いがちだが、実際にはチエンマイ・イニシアティブ分の100億ドルが2015年2月まで残っているが、日韓スワップを完全停止し、日本のメガバンクが融資を引き揚げればサムスンを始めとする企業は全滅し、韓国経済は破綻してしまうのである。




 韓国の朴槿恵パク・クネ大統領が世界中で反日中傷話をばらまいていることに対し、官邸内外から韓国に経済制裁を発動すべしとの声も上がっているという。

 経済評論家の上念司氏は、 「 日韓通貨スワップ協定を巡って、日本が強硬姿勢にでれば韓国は泣きついて来ざるを得ない 」 と話す。
 通貨スワップ協定とは、各国の中央銀行が協定を結び、自国の通貨危機が起きた際、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらう協定のこと。 通貨危機に備えるためのある種の保険と考えればいい。
 日韓の通貨スワップ協定は2005年に初めて結ばれ、2008年のリーマン・ショックや2011年のEU危機を経て、最大700億ドルまで拡充されてきた。 しかし、昨年夏の李明博・大統領( 当時 )の竹島への強行上陸や天皇への謝罪要求などで、総枠は130億ドルまで縮小した。 さらに、今年7月には30億ドルも追加で縮小し、残っているのは100億ドル分だけになった。
「日韓の通貨スワップ協定は、事実上、豊富な外貨準備を持つ日本による、外貨準備が少なく常に通貨危機の危険性を抱える韓国への信用補完です。 一方的に韓国にメリットがあるだけで、日本には何の恩恵もありません。 韓国は6大銀行のうち5つが外資系であり、また対外債務が非常に多いので、ひとたびウォンの売り浴びせが起こると、国内から国外へと資金が流出しやすく、ウォンの買い戻しもできない。 そのため通貨危機に直面しやすい」 ( 同前 )
 日本が通貨安傾向にあるため、韓国は輸出産業を守るためにウォン安を進める必要がある。 しかし、ウォン安が過度になれば海外投資家がウォン売りに走り、売り浴びせの発生によって通貨危機が起こる可能性が高まる。
「いずれにせよ、韓国が再び通貨スワップ枠の上限引き上げを日本に持ちかけ、 “守ってください” と泣きついてくるのも時間の問題です」( 同前 )







 野田前総理が数日前、毎日新聞のインタビューで 「 韓国トップが米欧に行っては女学生のような 『 言いつけ外交 』 をやって日本を批判している 」 と述べたと報じられています。

 どう思いますか?

 日本人なら、そうだそのとおりだ、と多くの方が思うかもしれません。

 では、そのように批判された韓国側は何と反応したかと言えば ……

 韓国のチョンホンウォン首相は 「 無礼の極みともいえる発言で、忍耐心の限界を感じるほど遺憾なこと 」 と批判したのだとか。

 まあ、韓国も取り敢えず怒るでしょう。 或いは怒った振りをすると言った方がいいかも。

 でもね …… 無礼の極みとか、忍耐心の限界を感じるとか言っていますが …… もうどうにも辛抱が堪らんから、韓国に対して過剰に寛容であった民主党の野田さんでも、そんな発言をするのです。

 韓国側のメディアは、 「 『 言いつけ 』 という言葉は他人の過ちや秘密を告げ口することを意味し、どの国の辞書にも 『 女学生が話す言葉 』 との説明はない 」 と批判してもいます。

 確かに 「 女学生のような言いつけ 」 という言い方は必要なかったかもしれません。 何故ならば、言いつけが如何にも女性、しかも若い女性や女の子に特有の現象であるというイメージを与え、多くの女性を敵に回す可能性があるからです。

 但し、そのようなイメージを有しているのは、本当は野田さんだけではないのです。

 確かにどこの国の辞書にも女学生特有の行動とは説明されていないかもしれませんが、告げ口屋は英語でtattle-tale

 そして、その tattle-tale は、主に子供で、他人の悪い行いや秘密などに関して他の人に報告する人、とされているのです。

 外国では、親や先生に対し他人の告げ口をする子供は、男と女ではどちらが多いと思われているのか?

 決して断定はできませんが …… やっぱり女の子の方がどちらかといえば告げ口をする傾向が強いと思われていると言ってよい!

 そうでしょう? だって、男の場合には、何か文句があるなら、親や先生に告げ口するのではなく、直接相手に文句を言うなり、力づくでねじ伏せようとするからです。

 告げ口をしようと思うのは、直接面と向かって文句を言っても相手にされないか、親や先生など権威のある存在に頼った方が効果があると考えるからでしょう。

 韓国の一部の人々が、わざわざ米国各地に慰安婦の像を建立する。

 別に、米国に住んでいた韓国の女性が慰安婦として徴収された訳でもないから、米国にそのような像を建てる理由はないと思われるのに米国にそのような像を建てる。

 何故か?

 韓国側は、日本が如何に米国に弱いかをよく承知しているのです。 日本は米国から何か指示をされたら、なかなか反論できないことを知っている。 そして、現に、政権交代の如何に拘わらず日本は米国の言いなりになってきた。

 だから、韓国は米国を自分たちの味方にしようとしているのです。

 日米同盟がアジア地域の安全保障の礎石だなんて言いますが …… その日本以上に米軍の行動をサポートしているのが韓国の軍隊。 そして、様々な形でロビー活動を展開する。 だから、米国としては、真に好きか嫌いかという問題は別として、韓国の意向をある程度尊重してあげたいとも思う。

 米国が母親なら、日本と韓国は姉妹のような関係に見えるのかもしれません。

 妹は腕力で姉に叶わないと思うか、腕力で対抗することもできるが、母親にチクッた方が効果的だと思い、母親に言いつける、と。

 そして、今の韓国の女性の大統領は、米国側と会談する度に日本の悪口を言ってきた。

 しかし、流石に米国側も嫌気が差してきたのです。

 日本の場合は、幾ら韓国や中国に対し文句があろうとも、そのことを米国やそれ以外の国に言いつけるようなことはしないのです。 否、むしろ文句があっても隣同士の関係だから穏便に、穏便にと自重したきた。 そして、そうやって余りにも耐え忍んできて、最後に堪忍袋の緒が切れた状態になっているのです。

 いいですか? 幾ら野田さんが総理の座を離れて1年以上も経っているからと言っても、あれだけ韓国との関係を重視していた民主党の元代表がそれだけのことを言う訳ですから …… 韓国側も考えてもらいたいと思うのです。

 誤解のないように言っておきますが …… 私は、戦前、戦中の時代に、日本軍が韓国に対して相当に酷い仕打ちをした事実まで否定しようという訳ではないのです。

 しかし、そうしたことに対しては、何度も謝罪を繰り返してきたのも事実。

 そして、日本が韓国側に円借款を供与していた今から20数年年ほど前の頃までは、韓国側も慰安婦の問題を持ち出さなかったのも事実。

 韓国が慰安婦の問題を持ち出すようになったのは、韓国の経済力が伸び、日本からの円借款がストップされて以降のことではないですか。

 韓国の地下鉄の建設費の一部も、日本からの円借款で賄われたのでしょう?

 そんなに日本が許せないのなら、その日本から経済協力を受ける気がしないのが当然ではないですか?

 韓国の人々に聞きたい。

 本当に日本のことが嫌いなのですか? どうしても日本を悪く言わないと気が済まないのですか?

 しかし、それによって韓国が得るものは何なのでしょうか?

 虚しくなりませんか?

 そんなことよりも、例えば朝鮮の統一を成し遂げるという目標はどうなっているのでしょうか?

 或いは、正々堂々とスポーツやビジネスの世界で日本を蹴落とすようなことをすればよいだけ。

  男らしい …… と言うと、これも女性を差別したように思われるかもしれませんが …… 韓国はもう少し男らしく振る舞っては如何でしょうか?