自分のことをひとりで決められない韓国人




 6月7日の朝日新聞に、「ソウル大に初めて 『日本学』 講座」 と言う見出しの記事があり、次のように報じられていました。

 韓国の名門ソウル大に、1946年の開校以来初めて、 「日本」 を対象とした体系的な研究、教育をする 「日本学」 講座ができることになった。 東大との学術交流の一環で、東大も韓国・朝鮮に関する講座の設置に同意したことで実現した。
   ……( 中略 )……
 韓国では、日本の植民地支配の歴史から、日本語や日本文化にこれまで警戒感と反発が強く、ソウル大も語学研究所に日本語講座を設けている程度で、体系的な日本研究の導入は 「 時期尚早 」 として慎重だった。
 しかし、金大中大統領が日本の大衆文化開放を決めるなど日本に対する見方も変わりつつあり、多くの高校が日本語を第2外国語として取り入れている。 ソウル大の学生会も日本語講座の開設を求めていた。

 同じ6月7日の日本経済新聞も、 「ソウル大学、日本の言語・文化研究開始へ」 と言う見出しで、次のように報じています。

 ソウル大学は7日、1946年の開学以来研究対象から除外してきた 「 日本語・日本学 」 の研究・教育を本格的に始めることを決めた。 日本の大衆文化の受け入れなどが進むなかで、民族、歴史的な感情を超え日本の言語や歴史・文化を学ぶことが必要と判断した。
  ……( 中略 )……
 李基俊・ソウル大総長が同日、韓国を訪問中の蓮實重彦・東大総長と会い、こうした方針を打ち出した。 東大も韓国学の研究を始めることで合意したという。
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 日本が経済大国になるにつれて、各国で日本を研究する、いわゆる 「 日本学 」 の学科や講座を設ける大学が増えて来ましたが、韓国のソウル大学だけは、かたくなに 「 日本学 」 を拒んできました。 表向きの理由は“過去の不幸な歴史”や“日本は学ぶに値しない”などとされてきましたが、本当の理由は、東大に 「 韓国学 」 の学科や講座がないことだと言われてきました。 そこで今回の東大との“合意”になったのだと思います。

 韓国の大学が何を研究するか、日本を研究する学科が必要か否かは、韓国人自身が自由に決定すればいい問題です。 何も日本と協議したり合意する必要はありません。 日本の大学に韓国を研究する学科があるかないかは、ソウル大学が日本学科の設置を検討するに当たっては何の関係もない問題です。 どうして韓国は日本と 「協議」 したり 「合意」 したがるのでしょうか。

 「 日本大衆文化の開放 」 の時もそうでした。 日本の大衆文化を 「 開放 」 するか否かは( 著作権侵害の問題を別にすれば )韓国の国内問題で、日本と協議する問題ではないにもかかわらず、韓国の金大中大統領は日本を公式訪問した際に、仰々しくかつ恩着せがましく小渕総理大臣とこの問題を 「 協議 」 し、共同声明で発表していました。

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